チャンカワイさん(Wエンジン)
この度は25周年、おめでとうございます!
ZARD先生なんてTVで呼ばせてもらってるのですが、なんで言わせてもらってるかと申しますと、僕は学生の頃から女子を意識し過ぎて同級生とすら全然お喋り出来なかったんです。そんな僕が女心を知る手段はJ-POPしかありませんでした。
その時代の曲の中で一際、とっても優しい歌声と素敵な歌詞だなぁ~と魅了されたのは『ZARD』だったんです。
細かな心の動きがリアルで美しい、これを感じさせてくれたのは『揺れる想い』でした。
『揺れる想い』このタイトルだけで当時はドキドキもんでした。この曲の物語は、恋に臆病な女性が主人公、自分と重ねやすくて有難かったです。
相手へどんどん惹かれてく想いを心で感じるのではなく体じゅうに感じる、この表現がリアルでたまりません。
そして2番にある、
『全てを見せるのが怖いから優しさから逃げてたの』
このフレーズから、前回の恋にどれだけ傷ついていたか分かります。
そんな壊れかけの心を救った優しい男性。その男性のおかげで主人公の女性の心が、青く澄んだ空のように晴れやかにしてくれたという。この心の色の表現がとても美しい。
心の痛みが洗い流されて、新たに芽生えた恋心が優しく包み込まれてる姿は、ピンクや赤ではなく青なのがリアルな心の淡い色味なんだなぁ~と教えられました。
これが僕の『揺れる想い』です。
今でも聴ける曲の強さの秘密は、細やかな気配りの歌詞があるからこそ、いつまでも色あせない名曲です。
心より尊敬します。
強い言葉達をありがとうございます。