★野田幹子さん

[ZARD 25周年に寄せる想い]

坂井さん、ZARD、どこからが坂井さんでどこまでがZARDなのだろう。私にとって坂井さんは、人生の砂時計が零れる隙間に僅かに触れたかけがえのない星の砂でした。記憶は短くも、その瞳の深淵に夢を抱き真実は眠ったまま…

今、坂井泉水さんというひとりの女性に、今誰より逢ってみたい。初めて逢った25年前のあの日と、きっとまるで変わらない瞳の中に坂井さんを感じるために。月日を惑いながら歩く私たちは貴女の目にどんな風に映っているのか。

坂井さん、生きることは難しくて大変です。貴女はどんな答えを抱きしめてその場所にいるのでしょうか。いつか逢える日まで、もう少しこの星で、貴女の綺羅星のような言葉と音符の宝の山をゆっくりと愛でながら私らしく醸してゆきたいと小さく誓う私です。

P.S. 今、坂井さんに逢いたい私より、愛をこめて。